【開催レポート】バスティンツアー2015
2015年11月18日(水)
10月18日(日)~10月23日(金)の4泊6日で日本のバスティン指導者17名とスタッフで、アメリカ カリフォルニア州サンディエゴへ、ジェーン・バスティン先生、ローリー・バスティン先生を訪ねる「バスティンツアー2015」が行われました。
◆過去のレポートはこちら:
2013年(1)
2013年(2)
2012年



「去年はこのツアーがなくて、日本の先生方とお会いできなかったから、寂しかった。今日をとっても楽しみにしていたの。」と、にこやかな笑顔で迎えて下さったジェーン先生とローリー先生。特に初めてバスティンツアーに参加された先生は、バスティン先生のすてきなお人柄やサンディエゴの素敵な景色に、とても感動されていました。
ピアノを初めてレッスンがまだ3回目という生徒さんのレッスンから始まり、様々なバックグラウンドをもつ生徒さんのレッスン、先生方向けのワークショップ、ジェーン先生、ローリー先生それぞれのやり方でのグループレッスンなど、3日間の見学日はあっという間でした。
今回最も印象深かったのは、ジェーン先生からローリー先生(ニューヨークにいらっしゃるリサ先生にも)へ世代交代が垣間見えたことです。ローリー先生はこのレッスン見学中常にジェーン先生の細やかなフォローをされていました。
また、ローリー先生ご自身のレッスンのポリシーを確立してきていることがうかがえました。「25年ピアノを教えてきて、本当に自分はピアノの先生を続けることが一番いいのか、色々試行錯誤してきた。」とローリー先生。偉大な両親、優秀な姉を持つローリー先生自身、たくさんの苦労をされてきたのだと思います。質問会のときに、模索しながら自分の道をみつけて、歩み始めていることが素晴らしい、とおっしゃった日本の先生の言葉に、涙ぐむ場面も。ジェーン先生も「あなたのワークショップを見て、私も 色々学んだのよ」とおっしゃっていて、親子の絆と、確実に行われている バトンタッチを感じました。

「日本と同じで、アメリカの子も習い事が忙しいです。また、どうしても気候が良いため、習い事はスポーツに持って行かれがちなのです。それでも、先生は練習してこない生徒を責めずに、その生徒に応じてレッスンするべきです。忙しくて全く練習できない生徒には、レッスンの時間に練習させれば良いし、弾きたいと持ってきたマリオの曲は弾かせれば良いのです。柔軟に臨機応変にレッスンするのが必要不可欠だと思います。」(ローリー・バスティン)

「私たちはピアノレッスンをしながら、一人の「人間」をも育てているのです。ピアノの先生を育成すること、一流のピアニストを育てることが重要なのではなく、音楽が好きなすてきな人間を育てることが重要なのです。」(ジェーン・バスティン)

■□■フォトギャラリー■□■
※一部写真は参加した先生撮影のものより
【1日目:サンディエゴ観光】



【2日目:レッスン見学1日目】






【3日目:レッスン見学2日目】









【4日目:レッスン見学3日目】






【番外編】






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