進化し続けるピアノメソッド、バスティン♪
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【開催レポート】アメリカ バスティン・ツアー2013(2)

2013年12月01日(日)

2013Bastientour_web01.jpg10月27日(日)-11月1日(金)、日本のバスティン指導者17名とスタッフで、アメリカ カリフォルニア州サンディエゴへ、ジェーン・バスティン先生、ローリー・バスティン先生を訪ね、レッスン見学をしてまいりました。 (→前回のレポート(1)はこちら) 今回は主に、ジェーン先生・ローリー先生のグループレッスン見学についてご紹介します。
2013Bastientour_web20.jpgジェーン先生のレッスンスタジオと「ブルーハウス」は坂の上。その美しいお庭から、真っ青な海が臨めます。午前中のワークショップ、ランチタイムが終わると、まもなく生徒さん達が集まってきます。グランドピアノ、アップライトが1台ずつと、電子ピアノが数台のレッスン室は、生徒さんたちがすぐに音を出せるようにいつも整っています。
今回は、MTAC(MUSIC TEACHERS' ASSOCIATION of CALIFORNIA。カリフォルニア州の音楽指導者協会)の検定試験の準備も兼ね、セオリーを基本としたグループレッスンが展開されていました。とはいっても、卓上でのテキスト指導だけではなく、楽典が演奏につながるよう、みんなで音を出して、弾いた音を耳で聴いて学んだり、ゲームを通じて楽しみながら理解を促したり、たくさんの工夫がありました。 2013Bastientour_web11.jpg2013Bastientour_web10.jpg
2013Bastientour_web03.jpg日本でもおなじみの「フラッシュカード」も、ジェーン先生のレッスン室では、「何秒で全部のカードを読めたか」自己ベストを目指します。ベストタイムが出せたら、教室に貼られている自分の写真入りスコアカードを更新!生徒さんがいつでもワクワク、達成感を味える工夫が、あちこちにあります。 一方、次女ローリー先生のスタジオでも、午後のレッスンが始まります。「今、こういうことを勉強しているのよ」「この子はこの曲が大好きなの」と、ローリー先生が参加者に細かく解説してくださいます。また、スプーンゲームや音楽ビンゴ、カードゲームを使ったグループレッスンでは、日本の先生方も生徒さんに混じって、大いに盛り上がりました!
2013Bastientour_web15.jpg2013Bastientour_web16.jpg2013Bastientour_web17.jpg ※ジェーン先生宅の個人レッスン見学では、通訳の声・タイミングが、レッスンの妨げになるおそれがあるため、レッスンのサマリー(要約)・指導内容を、通訳とスタッフがその場でまとめ、参加者持参のスマートフォンやiPadで閲覧できるよう、工夫をしました。
2013Bastientour_web05.jpgローリー先生のワークショップもまた、参加型。全員が生徒・先生役になって演奏します。私達のために学校を休んで来て下さった生徒さんの演奏や、そのご父兄へのインタビュータイムなど、貴重な体験が満載でした。 ↓ボタンや花柄がいっぱい!キュートなローリー先生のスタジオ☆
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スマイルの素敵な、私達の憧れのバスティン先生。ところが、ご本人は「私も人間。機嫌の悪い日もあれば、腹の立つこともあります。」とおっしゃいます。 2013Bastientour_web14.jpg「でも、いったんレッスン室のドアを開けて中に入ったら、プロとして明るく、安定した気持ちで、前向きに指導しています。」 なんと、勇気のでる言葉でしょう。 生徒さんの中には、本当にさまざまなタイプの子供がいますが、先生のその姿勢を感じてみんな協力してくれるそうです。 (写真:参加者のために開催された「コンチェルト・コンサート」より)
また、ワークショップ最終日のQ&Aコーナーで、バスティン先生から一言。 「参加者のみなさん、皆さんはご自身のためのピアノ練習をしていますか?」 遠慮もあってか、なかなか手の上がらない様子を見て、「私は、自分のために結構練習をしています。それが、とても楽しいんですよ」。思わず、2010年の来日講座での、その美しい演奏を思い出しました。指導者が日々練習すること、また演奏を楽しむことこそ、生徒さん達への「練習しましょうね」という声かけに力が宿るのではないか・・・と感じさせられました。
2013Bastientour_web21.jpg最後にバスティン先生からアドバイスが。 「もし、ピアノのレッスンを辞めたい、興味がなくなった、という生徒がいたら、ピアノ名曲集3巻の"水兵の歌"(グリーグ作曲/楽譜クリックで拡大します)を弾かせてみてください。弾けない箇所・指が届かない音が出てきたら、音を変えてもいいです。この曲の力で、"ピアノも悪くないな"と言って、続けてくれることでしょう。"
生徒に寄り添い、ともに成長し、進化し続けるバスティン・メソードと、バスティン指導者。 「生徒の悪いところではなく、いいところを数えるようにしている」というジェーン先生にならって、私達も日々のレッスンを、丁寧に、真摯に取り組んでまいりましょう!!



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