進化し続けるピアノメソード、バスティン♪
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2018年藤原亜津子レッスン見学ツアー

2018年10月14日(日)

2018年10月7日(日)・8日(月) 藤原亜津子レッスン見学ツアー



 2018年10月7日(日)、8日(月)、毎年恒例の「藤原亜津子レッスン見学ツアー」が開催されました。2日間で延べ約40名の先生が参加。今年もたくさんの学びのある、熱い会となりました。一部その様子をリポートします♪
 


1日のプログラムをスタートする前に、藤原先生の指導のこだわりポイントである「良く動く指」「脱力」「歌心」の確認・説明や、藤原先生がどんな想い・願いを込めて指導にあたっているかのお話がありました。先生が大学を卒業されて「この地で何ができるだろうか」…と考えられたこと、「地域の文化振興」として音楽でできるありとあらゆることに取り組まれていったことなど、先生から語られるお話には、心からの音楽への愛情と、未来を担っていく子どもたちへの愛情がこの上なく込められていました。その素晴らしいお人柄に、常連の先生方はもちろん、初参加の先生方も感動されたのではないでしょうか。


歓迎演奏


 3人の生徒さんが、とってもピュアな演奏を聴かせてくれました。みなさん多忙であったり、前日に39度の高熱が出てしまったり(!)と大変な中でしたが、そんな大変さを感じさせない立派な演奏に、先生方からは盛大な拍手とエールが贈られました。また、合唱コンクールの時期でもあるということで、みなさんソロのみならず合唱の伴奏も披露してくださいました!先生方のハーモニーもとても素敵で、思わずうっとり…!


パーティーのおともだち(グループレッスン)

 今回は5人の生徒さんとレッスン。年長さんから小学2年生までと、年齢の幅はあるものの、みんなお母さんと一緒にレッスンを受けます。ここには「子供の変化を親御さんに楽しんでいて欲しい」という藤原先生の想いがこめられていました。「子どもがどんどん成長していく姿が、親にとっては何よりも幸せなのよ」と藤原先生。
 レッスンは、「お手玉」「指番号つみ木」「リズムカード」「エアロビ」「箱たたき」…などなど、内容盛りだくさん!それぞれがおおよそ5分程度の楽しいプログラムですが、その裏には、「脱力」「良く動く指」「歌心」の、藤原先生のこだわりがしっかり込められています。こうして、幼い頃から楽しいプログラムをこなしていく中で、自然に中級レベル(ショパンやモーツァルトといった曲)を弾くための基礎を作っていくのですね。


パーティー(個人レッスン)

続いてはパーティーB、C、Dに取り組んでいる生徒さんたちのレッスン。この段階で、「ゆっくり止まらないのが上手」を徹底的にすりこんでいくのが大事、と藤原先生。「速く弾けるのが良い!」という価値観を作るのではなく、まずはしっかり「良く動く指」「楽譜を読む力」を身に付け、ゆっくり止まらず上手に弾くことを徹底する。そして暗譜ができてしまえば、自ずとテンポを上げることができます。だからこそ、この段階では焦らないことが何よりも大事!子どもの成長・発達を待ち、未来への種を蒔きながら、時にじっと耐え、必要なところで「GO」を出す。そのタイミングを見極めるのは、指導者の仕事です。また、この段階で、ソルフェージュもしっかり身につけていきましょう。ソルフェージュは、自分で考えて音を出すために必要不可欠なもの。基礎ができていれば、いずれ必ず花ひらくのです!

ベーシックス

 続いてはベーシックスのレッスン。ベーシックスには音楽のいろいろな要素が込められています。音楽的に演奏するための基礎や経験値をたくさん積んでいきましょう!
 藤原先生のレッスンでは、必ずといっていいほど(特にベーシックスのレッスンでは)、曲のタイトルを読み上げていました。そこから、どんな雰囲気の曲なのか・どんな気持ちの曲なのか…など、たくさんの視点から考えていきます。そしてそれらを「言語化」するのが大事、と藤原先生。「なんとなく」ではなく、自分自身が知っている言葉で構わないので、言語化してみる。そこに「間違い」は存在しません。自分がどう感じるか、それが重要なのです。ピアノは音で表現・伝えるものです。言葉を使えないからこそ、自分自身の心の中で、なにを伝えたいかを明確にしておかないといけません。それを明確にして伝えるためには、言葉にする練習をしたり、本を読んでみたり…。「言語化する」ということには、ピアノを弾くこと以外にもさまざまな経験を積むことで、「考える子になってほしい」という、藤原先生の願いが込められていました。

 その他にも、スケールやカデンツといった基礎的な内容はもちろんのこと、音楽の暗黙のルール(「同じことが2回繰り返されたら音色を変える」等)であったりと、音楽を音楽的に演奏するための経験を、ベーシックスを通してたくさん積んでいきます。改めて、バスティンという教材は、最初期の導入から、多くの曲を通して成長を促し、ブルグミュラーなどといった次の段階へスムーズに移行できる、「道すじが見える教材」であると実感しました。

質問会

レッスンの締めくくりは、藤原先生への質問タイム!どうしたら藤原先生のような素晴らし指導者になれるのか…など先生方からたくさん質問が寄せられました。その中の1部と、先生の回答をご紹介します。

●「歌心を大事にすると仰っていましたが、マズルカなど、言葉では伝えづらい歌い回しなどはどのように指導されていますか?」
 -まず舞曲であること、哀しい背景を背負った曲であること(ポーランドという国の背景)を伝える。また、たくさんの音源を聴かせる。テンポやアゴ-ギグは、演奏家によってまちまちであるが、許容範囲の中で自分なりのテンポを探すこと(そのためにはたくさん良い演奏を聴かなければならない)。また、いろんな想いを経験すること、本を読むこと、絵を見ること…などで、感性を磨き、イマジネーションを膨らますことが大事。

●「とても優しい言葉での指導ですが、同じ注意を次のレッスンの際に再度言うことはありませんか?」
 -ない。生徒のやったことを決して否定しない、怒らない。たとえ上手くいっていなくても、トライしようとする姿勢が見えればそれで良いので、「方向性が良い」といった言葉がけをする。その先の成長は生徒により異なるので、ここでもやはり、「待つ」ことが大事。

…ほかにも、たくさんの質問が寄せられました。
終日レッスンを見学させていただき興奮冷めやらぬところですが、このあとは懇親会!おいしいお食事を食べながら、藤原先生や参加された先生方との交流の場となりました。


(レポート:東音企画 Wキャリアスタッフ 豊田萌)

2日目のプログラムも、基本的には1日目と同じプログラムで、個人レッスンやリサイタルに出演される生徒さんはガラッとかわり、1日目とは違う小さなピアニストさん達が多数出演されました!

パーティーのおともだち(グループレッスン)


 本日も5人の生徒さんとのレッスン。ともするとグループレッスンでは調和を重んじがちですが、藤原先生はそこに捉われることはなく、生徒さんひとりひとりの個性を大切にしながらグループレッスンを進めます。生徒さんごとに差が生まれ易い、「リズム叩き」や「お手玉」などの体を動かすプログラムにおいても、まず生徒さんの良いところを見つけ、褒める!という藤原先生の姿勢に、感銘を受けた先生方も多いのではないでしょうか。

パーティー、ベーシックス個人レッスン


 藤原先生のパーティー・ベーシックス個人レッスンでは、生徒さんがどこまで勉強してきたかを自ら申告する、自己申告制をとられています。「先生は生徒さんにとってモチベーターであり続けなければいけない」と藤原先生のお話にもありましたが、どの生徒さんも自らたくさんの曲を譜読みし、先生に披露していました。  また、印象的だったのが、どの生徒さんも楽しそうに「歌いながら」曲を演奏するということです。普段のレッスンとは違い、本日は藤原先生と生徒さんだけではなく、たくさんの大人の先生方が見学にいらしています。にも関わらず、全ての生徒さんが決して恥ずかしがることなく、元気な声で歌いながらピアノを演奏する姿に、とても感動しました。

2日間を通して

 藤原先生の理念である「脱力」「よく動く指」「歌心」この三本柱を軸にどのようなレッスンを進めていくか、講座でもお話をされていますが、実際に藤原先生のレッスンをみて、よりその理念が浸透した先生も多いのではないでしょうか。
 また、ただ音楽を教えるというだけではなく、音楽を通して生徒さんひとりひとりと真摯に向き合う藤原先生の姿勢を目の前にし、生徒さんにとっての指導者としての在り方を今一度見つめなおす機会にもなったのではないかと感じました。
 藤原先生の生徒さんへの愛情と情熱、そして参加された先生方の熱気にあふれた、中身の濃い2日間となりました!


(レポート:東音企画 Wキャリアスタッフ 嶌村直嗣)


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