【開催レポート】池川礼子が紐解くインヴェンション〜作曲された順番から考察する学ぶポイント〜（６）

2022年12月07日(水)

【バッハコンクール主催】
池川礼子が紐解くインヴェンション
〜作曲された順番から考察する学ぶポイント〜（６）
が開催されました。

第6回目となる今回は
第11番（ト単調）と第9番（ヘ短調）を
取り上げました。

池川先生によると、この2曲は
・テーマが長い（音が多い）
・テーマの中に音の跳躍がある
・旋律の中に順次進行が効果的に使われている
などの共通点があります。

また、どちらもテーマと対旋律が美しく
カンタービレ奏法や2声対等を学ぶのに
大変適した曲だということもわかります。

音型の性格をよく考え
どちらもあまり速くなりすぎないよう
気をつけながら丁寧に演奏しましょう。
「楽譜から読み取ったものが
反映された演奏は面白い！」と池川先生。
ぜひ生徒さんが自分の言葉で
それぞれの曲の特徴を表現できるように
指導してくださいとアドバイスがありました。

次回のセミナーでは
第6番と第5番について教えていただきます。
引き続きたくさんのご参加をお待ちしております！
◆【バッハコンクール主催】池川礼子が紐解くインヴェンション〜作曲された順番から考察する学ぶポイント〜（7）
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