プロフィール
1955年、イスタンブールに生まれる。
アンカラ・コンセルヴァトワールで学んだ後、トルコ政府より奨学金を得てパリ・コンセルヴァトワールで学ぶ。ピアノ、室内楽、対位法、楽曲分析の4つの一等賞を得て同校を卒業。引き続きピアノをティエリ・ド・ブリュノフ(エコール・ノルマル)及びマリア・クーシオ(ロンドン)に、作曲をオリヴィエ・メシアン、ナディア・ブーランジェ等に師事し、研鑚を積んだ。
1974年のミュンヘン室内楽優勝を皮切りに、同年のL.ブーランジェ(作曲)優勝、75年ラヴェル国際第3位、85年ゲザ・アンダ国際優勝等、数多くのコンクールで受賞。
現在ヨーロッパ各国の主要都市、また日本でも活発な演奏活動を展開しており、室内楽奏者として、M.ロストロポーヴィチ、Y.バシュメット、B.パスキエ等の一流アーティストと共演を重ね、マリア・ジョアン・ピリスとは仏ディアパゾン・ドール(ディスク大賞)を受賞したシューベルトのデュオ作品の録音等で共演。また、ベルギー国立管、国立パリ管、チューリッヒ・トーンハレ管、デトロイト管、ボルドー・アキチーヌ国立管、ハンガリー放響、モンテカルロ・フィル、イギリス室内管、NHk交響楽団、東京交響楽団等、数多くのオーケストラのソリストとして招かれている。
これまえにCD6枚が仏ディスク大賞を受賞するなど、録音では常に高い評価を獲得。1989年、大友直人指揮の東京交響楽団と録音したバルトークのピアノ協奏曲第3番(1994年版・世界初録音)のCDを世界に向けてリリース、話題を呼んだ。また同年、E.クリヴィヌ指揮リヨン国立管弦楽団とのラヴェルの協奏曲全集を、続いて2001年にリストの作品集をフランス・ナイーフよりリリース。
優れた教師としての評価も高く、フランスの有名なピアノ音楽祭であるラ・ロック・ダンテロン国際音楽祭のマスタークラスに講師として毎年招待されている他、パリの国立高等音楽院には度々試験の審査員として招かれている。また、京都フランス・アカデミーの主要メンバーとして度々来日、マスタークラスの講師を務めている。
トルコ国名誉アーティスト、ユネスコ親善大使。