| <カフェクラシック〜おいしいショパンはいかが〜>
2002年8月10日
青森の余韻もほどなく、私たちにとって初めての自主公演「カフェクラシック」の練習に突入です。個人練習はもちろんのこと、セリフあわせやタイミングあわせの練習も3人でやります。この企画は上記の〜なつかしい夏〜のコンサートなどの経験から、舞台の構成をもっと考えたクラシックコンサートができないかなぁ、という視点で始めたものです。多くの人が感じていると思われる、クラシックコンサートは寝ちゃう、という常識?!を破ってみたいなぁ、と思ったわけです。現実問題として日本でのクラシックコンサートは低迷していて、すばらしいコンサートが多く行われているのにもかかわらず、お客さんがつかない。チケット3000円出すなら、どこかでお寿司食べたいな、と思わせてしまう何かがクラシックコンサートにはあるのかもしれない。私たち3人も以前から漠然と感じていたことを真剣に考えるようになっていました。クラシックを愛し、そしてその末端に身を置く者として何かしてみたい、と思ってこの企画を思い立ったのです。何度も何度も3人で集まって、どんな企画をしようかと練っていきました。あ
まり、唐突でもお客さんは引いてしまうかもしれない。クラシックの魅力を出せる企画を!との思いでこの「カフェクラシック」が誕生しました。名前の由来は気軽なイメージを出そう、ということで決定。毎年1人の作曲家の生涯とピアノ曲を中心に組んだプログラムで企画をつくることになり、2002年選んだ作曲家は「ショパン」。台本から選曲からすべて3人でやるので、ここ数ヶ月はショパン漬けです。本にCDに調べていくと知らないことがいっぱい出てきて、私たちの演奏の上でもすごく役立ちました。案外難しかったのは、話題を絞る、という作業。3人ともだんだん知識が増えてきておもしろくなってしまって、あんな話題こんな話題、台本に全部入れたくなっていました。そうなると、聴く人にとっては飽和状態になってしまう。どこを入れて削るか、その選択には気を遣いました。このコンサートの準備は大変ではありますが、充実度や本番へ向けてのテンションの高まりがあって、思い入れもひとしおです。
直前の練習にはマネージャーさんも立ち合ってくれました。彼女、高校大学と演劇部に所属し自ら劇団も主宰していた、という経歴の持ち主。なつかしい夏の脚本や構成も彼女です。的確なアドヴァイス(特にしゃべり)をもらって、私たちもさらに仕上げにかかります。
8月10日、いよいよカフェクラ開催日。おかげさまでチケットの売れ行きも好調で、当日券の発売を心配する位となりました。そう聞けば余計緊張も増していき・・・・始まればあとは着替えも含めあっという間の2時間でした。
公演終了後、いろんなご意見をいただきました。私たちもやってみて、もっとこうしてみたい、という欲もでてきました。いろんなご意見をどんどん言っていただいて、より磨きをかけてみなさんにお届けしたいと思っています。まずは「はじめの一歩」を踏み出した3人です。
2003年はベートーヴェン。ただいま3人で作戦会議中です。話題豊富な作曲家だけにトリニテ会議の回数も増えそうです。みなさんぜひいらしてくださいね!
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