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■音楽の友:野平多美氏執筆 2001年11月号

 コブリンの呼び掛けで、前夜に起こったアメリカの大惨事のための全員起立での黙祷の後、演奏会が始まった。1980年モスクワ生まれのA.コブリンは、2000年のショパン・コンクールでは第3位に留まったが、その能動的な思考はピアノという楽器のあらゆる面を引き出していたし、理性的であると同時に感受性も強く、まことに興味深いピアニスト。(後略)

■ショパン:「シューマンも秀逸」萩谷由喜子 (2001年11月号)

 
11ヶ月前、ワルシャワのあのフィルハーモニー・ホールのロビーで優勝者発表者の瞬間リ・ユンディを高く抱え上げたコブリンの人間味に、筆者はこの夜再び遭遇した。ちょっと沈鬱な表情で登場した彼は、ニューヨークでおきたばかりの同時テロの犠牲者に黙祷を捧げることを提案して、コンサートの幕をあげたのだった。・・・中略・・・この夜の注目曲は、休憩後の後半に弾かれたシューマンだ。・・・中略・・・音の立ち上がりと切れがよく、それでいて美しい余韻のたちのぼるコブリンの演奏に再会できた嬉しさがこみ上げてきた。・・・中略・・・シューマンとコブリンの相性のよさを印象づけられた。

■世界日報:(2001年9月21日)
『孤高にして哀愁のコブリン』

 

 

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