プロフィール
オデッサ生まれ。 4才から家族でモスクワへ移り、5才でヴァイオリンを始める。8才の時に高名なヴァイオリン教授イリーナ・ボチコーワ(伝統的なヤンケレーヴィチの流れを汲む)に才能を見出され、その後モスクワ中央音楽学校を経て1996年モスクワ音楽院卒業、1998年同音楽院大学院修了まで、同女史のもと一貫したロシアン・メソッドに学ぶ。
在学中、ロストロポーヴィチ、メニューヒン、スターンといった巨匠たちとの出会いが多大な影響を与えた。1989年パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクール入賞、1991年ユベントス国際音楽祭入賞、1992年ルドルフォ・リピツァー国際コンクール優勝に輝く。
1994年チャイコフスキー国際コンクール・ヴァイオリン部門で最高位を獲得、以来活発な演奏活動を開始し、ロシア国内はもとより、ヨーロッパやアメリカなど世界各地に招かれる。
これまでに、モスクワ音楽院大ホール、ロイヤル・アルバートホール、ベートーヴェンホール(ベルリン)、ウィーン・コンツェルトハウス、ブルックナーハウス等に登場、フェドセーエフ指揮チャイコフスキー交響楽団(旧モスクワ放送交響楽団)、テミルカーノフ指揮サンクト・ペテルブルク・フィルハーモニー管弦楽団、ジャン・フルネ指揮ウィーン室内管弦楽団、ボストン交響楽団等と共演。レパートリーは古典から現代まで幅広く、30を超えるコンチェルトレパートリーを持ち、室内楽も意欲的に行う。
1999年よりモスクワ音楽院のアシスタント・プロフェッサー、また2000年-07年5月迄くらしき作陽大学音楽学部モスクワ音楽院特別演奏コース特任教授を務めた。現在、日本とロシアを活動の拠点とするユニークなスタイルで、世界中で演奏を行っている。
日本国内では、明治乳業AYA「ブリュレ」編のCM音楽('99年)、ネイバリー(TBS:'00年)、スタジオパークからこんにちは(NHK総合:'02年)、第46回ニューイヤーオペラコンサート・ゲスト出演(NHK教育:'03)、BSクラシック倶楽部(NHKBS:'03年)、テレビ朝日「題名のない音楽会」('03年)、NHK地球だい好き
水と森と大地のコンサート('04年)、NHKBS「あなたが選ぶ映画音楽」('04年)、NHK教育「第31回「日本賞」教育番組国際コンクール授賞式」('04年)に出演。フジテレビのドラマ「ソナギ〜雨上がりの殺意」('02年)、NHKの連続ドラマ「緋色の記憶」('03年)のメインテーマ曲(岩代太郎作曲)で演奏を担当、それらを収録したCD「Arco」をリリース。フジテレビ開局45周年企画ドラマ「海峡を渡るバイオリン」('04年)では、ヴァイオリニスト役として演奏。そのほか、日露修好150周年記念講演会コンサート('05年)、サントリーホール19周年記念 ガラ・コンサート「響」('05年)、NHK教育「名曲アルバム」 スペイン編での演奏('07年)、NHKニューイヤーコンサート名古屋('07年)などに出演。
東京オペラシティコンサートホールや杉並公会堂でクリスマス・リサイタルを定期的に開催。レコーディングは「カルメン幻想曲」に続き、キングレコードから「モスクワの想い出」「情熱のアンダルーサ」「ポートレイト・ドゥ・ファンタジー」「チャイコフスキー/メンデルスゾーン・ヴァイオリン協奏曲」「愛のテーマ 〜シネマ・コレクション〜」「Valse des
Fleurs」「ロマンティック・ヴィルトゥオーゾ」をリリース。2007年初のDVD「アナスタシア ヴァイオリン・ベスト」を製作。
これまでに、NHK交響楽団の定期演奏会に登場したほか、大阪フィルハーモニー交響楽団、東京都交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、大阪センチュリー交響楽団、大阪シンフォニカー、日本フィルハーモニー交響楽団、読売日本交響楽団、広島交響楽団、オーケストラアンサンブル金沢、札幌交響楽団、東京交響楽団、九州交響楽団、兵庫県立芸術文化センター管弦楽団、山形交響楽団等に登場、秋山和慶、井上道義、故岩城宏之、飯森範親、大山平一郎、北原幸夫、金聖響、金洪才、小泉和裕、下野竜也、曽我大介、西本智実、藤岡幸夫、松尾葉子、武藤英明、渡邊康雄、ルドルフ・ベルテン、ダニエル・インバル、クリスチャン・オロサヌ等の指揮者と共演した。日本各地でのリサイタルでも好評を博している。
2005年春ロシア大統領より"ロシア連邦功労芸術家"の称号を授与される。
【2007.11.25現在】
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