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●主教材−ピアノパーティー
ピアノパ−ティーは、ピアノパーティーシリーズの主要テキストで、聴音&楽典パ−ティー及びパフォ−マンスパ−ティーと並行して使用するよう作られています。
ピアノパ−ティーでは、楽しいイラストのなかに音楽の基本概念(コンセプト)となることがらを組み込ませて紹介していきます。しっかりしたテクニックとすらすら読める読譜力を身につけるためにパ−ティ−AとBでは、特にプレリ−ディングでの読譜を重視しています。パ−ティ−Cから5線譜の読譜に入ります。パ−ティ−Dを終わる頃には、全12調・5指ポジションの曲を読譜し、弾く力がつくようになっています。そして、ベ−シックス・ピアノレベル1にお進みいただけます。各レベルの巻末には、可愛い修了証書も付いています。
●理論−聴音&楽典パ−ティー
聴音&楽典パ−ティーは、ピアノパ−ティーで習ったコンセプトを書き、聴き、弾くことよって理解し、定着させるために作られています。聴音の技術は、生徒達が創造的な課題をするうちに、いつのまにか聴音の技術も向上するのです。その結果、音楽に対するより深い理解が得られ、生徒達は、次の概念へ容易に進むことができるようになります。このことをふまえて、聴音&楽典パ−ティーには、ピアノパ−ティーで学習したコンセプトを子供達のなじみ深い動物、植物、おもちゃ等にわかりやすく取り入れて、ゲ−ム感覚のワ−クブックとして進めるようになっています。カラ−映像時代に育っている子供達をきっと満足させるテキストです。
●曲集−パフォ−マンスパ−ティー
パフォ−マンスパ−ティーには、ピアノパ−ティーで学んだ概念と対応する各レベルの併用曲とテクニック練習(レベルBから)が、含まれたテキストです。
この本では、ピアノパ−ティーに出てきた一つ一つの新しい学習事項を形をかえて何度も繰り返し弾くことによつて、いろいろな角度から学びながら、しっかり身に付けることができるようになっています。楽譜でありながら絵本のような楽しい歌詞と絵は、幼い生徒達の心をとらえることでしょう。「楽しみながら、やる気を起こさせたい」というバスティン先生の願いがオリジナル曲とともに収録されています。
☆ パーティーシリーズの重要なポイント☆
パーティーシリーズは生徒それぞれのあらゆる個性に対応できる豊かな内容を持っています。ピアノパーティー、聴音&楽典パーティーそしてパフォーマンスパーティーの計3冊をセットで使えば、生徒の技術にますます磨きがかかり、基礎能力をガッチリと身につけさせることができるのです。
3冊ぞれぞれのテキストはユニットに区分けされています。でもこのユニットは教師のレッスン計画のためではなく、本の章と同じく内容によって整理されています。そこで毎週の宿題の量は教師自身の判断で決めて下さい。このテキストは生徒一人一人の能力と進み具合にうまくあわせていけるようになっています。
この項目は10の具体的なポイントに分けられています。これらはピアノ演奏に必要不可欠なものであり、最終的には幅広く豊かな音楽性を若い生徒にもたらします。
1. 確実なテクニックと音楽性の下地作り
テクニックに関しては非常に早い段階から取り組ませます。プレリーディングの重要な点は以下の事柄に焦点をしぼって幼い子ど
も達に学ばせることです。
・ 腕や手、指先の筋肉を上手に使えるようになること
・ 良い手の形を作ること
・ 良い音で弾く無駄のない動きを、自分の弾いた音を聞きながら学ばせること
簡単なテクニックの練習曲はパフォーマンスパーティーBから紹介されます。またパフォーマンスパーティーC、Dにもテクニッ
クの練習曲が入っています。こうしたことから、テクニックは練習に絶対不可決なものとなり、生徒は確実なテクニックの基礎を継
続的に習得できるのです。
2. 鍵盤の完全な理解
鍵盤の位置関係をきちんと覚えさせれば、幼い子どもといえどもウロウロせずに鍵盤の端から端までを使ってさっと演奏できるよ
うになるのです。そしてピアノパーティーを終わる頃には、5指のポジションで12の全長調と幾つかの短調を弾けるようになって
います。
3. しっかりとしたリズムの基礎能力作り
リズムはピアノパーティーAの始めの頃から重要視して取り上げています。まず生徒に記号で音符の伸ばす長さを目から(視覚的
に)理解させます。次に記号で示す長さは基本的にはリズムの記譜と関係しているので、視覚的にこの両者を関連づけて理解させま
す。こうして学んだリズムを、手をたたいたり足踏みをさせたり、リズムを歌わせたりして目から学んだことを耳からも習得させま
す。ピアノパーティーCで五線譜表が登場し、そのすぐ後に拍子が紹介されます。そしてピアノパーティーDの終わる頃には、
そして の曲を、拍子をかぞえながら弾けるようになっています。
4. ずば抜けた初見の能力
生徒はまずプレリーディングの読譜から始めます。プレリーディングは五線譜表を読む準備段階のもので、3つの重要な目的を持っ
ています。
・ 楽譜の音符の上がったり下がったりしている方向を見せながら、指をそれに関連させて動かすことができるようにする。
・ それぞれの音符を判別できるようにさせ、音符の名前をはっきり言いながらリズムをかぞえさせて、リズム感を養う。
・ はっきりとリズムをかぞえながら(鍵盤は見ないで楽譜を目で追いつづける)ピアノを弾けるようにする。
ピアノパーティーはプレリーディングの大きく書かれた音符と指番号から始まります。ピアノパーティーBではその音符の中に音
名が書かれてきます。そしてピアノパーティーBの中ほどになると、指番号の表示がなくなります。ただし弾き始める最初の音符だ
けには指番号が書かれています。ここまで来たら生徒に音名をはっきりと歌わせ、同時にステップ(2度)とスキップ(3度)を考
えながら弾かせ、音名を始めからも後ろからでも理解して完全に把握させるようにします。ピアノパーティーCになって五線譜表が
出てきた時でも、生徒はすでにプレリーディングで記号を読む作業に慣れているので、問題なく五線譜表を読むことができます。そ
して音名を読む作業に関連付けて楽譜を読めるようになるのです。ピアノパーティー、聴音&楽典パーティーを一緒に使えば、同程
度の教材が充分に与えられ、優れた初見能力を身につけさせることができます。
5. 移調
移調はピアノパーティーBから紹介されています。移調は生徒に音程関係を学ばせます。しっかりと身についた音程感覚は音程を
使って読譜する際の大きな助けとなります。
6. メロディーと和音伴奏
主和音(ソ)と2つの音で構成されている属7(V7)の和音はピアノパーティーBから出てきます。そしてメロディーに対してこの
2種類の和音が和声付けされています。こうして和声付けされた曲をこの<パーティーシリーズ>で弾き続けていくうちに、最終的
には生徒自身で和声付けができるようになるのです。
7. 聴音と即興の能力
聴音&楽典パーティーは生徒が喜んで取り組めるように聴音や即興の大切な色々の課題を盛り込んでいます。早期における聴覚の
発達は若い生徒達の成長過程にとって必要不可欠のものです。
8. 楽典の基礎知識
聴音&楽典パーティーで書いたり聞いたりする課題はピアノパーティーとパフォーマンスパーティーの大切な要点である調性、音
程、和音そして和声構成などを理解させるものです。そしてこうした楽典の知識こそが音楽の総てを理解するためになくてはならな
いものなのです。
9. 様々なレパートリーと音楽のスタイル
<パーティーシリーズ>では、簡単なワルツからブギまでのあらゆるスタイルの曲に触れることができます。そしてそれらの曲は
まず子どもが弾きたくなるようにということが目的に作曲されています。
10. アンサンブルの重要性
ピアノパーティーAとパフォーマンスパーティーAの中ほどから連弾の伴奏が付け加えられています。連弾(アンサンブル)は確実
な初見と一定のリズムを保持しながら弾く能力をつける重要なものです。 連弾(アンサンブル)は生徒に他の人と一緒に音楽を創る
喜びを教えてくれる素晴らしいものです。